カラオケのバイトで楽しい、きついと思う瞬間はどんなところ?

カラオケのバイトについて楽しいと思える瞬間や、きついと思う瞬間ってどのような場面かご存じでしょうか?一度もカラオケのバイトをしたことがない方、そしてカラオケのバイトに見事採用されたがまだ勤務していない方にとって気になるところです。

カラオケのバイトは和気藹々として楽しそう、深夜もシフトに入れるので効率よく稼げそう、などと考えている人もいるのでは。しかし労働環境が悪かったら嫌ですし、当然バイトも長続きしないので最初からカラオケのバイトを選ばないですよね。

今回、実際にバイト経験者の声を集めてみましたので、楽しいと思う時やきついと思う時についてまとめてみましたので、気になる方はご覧ください。また、もちろんですが全ての店舗が当てはまるという訳ではありませんので、ご了承ください。

カラオケのバイトで楽しい瞬間や楽なところ

何もしなくてもいいので楽

カラオケのバイトは、暇な時間も結構あって楽だなと思う人が多いようです。他の職種と比べても良くわかりますが、ファミレスなどの飲食店では注文を取ったり料理を配ったりお水を注ぎに行ったり、常にお客さんに気を配って忙しそうですよね。

スーパーマーケットやドラッグストアなども商品の陳列やお客さんへ売り場の案内、レジが混んできたらレジに回って…と立ちっぱなしの印象です。それに比べてカラオケでは、個室からフロントに電話がかかってきたら対応する、注文があった商品を運ぶ。

お客さんが帰る際に会計をするなど、常にお客さんに気を配って立ちっぱなしということがないのです。アルコール類の注文が少ない昼間のシフトに入ると特にフロントの仕事は時間も余裕があってゆったり仕事ができるようですよ。

カラオケバイトの仕事内容がめちゃくちゃ楽!?実際のところどう?

シフトが自由なので楽

カラオケは午前10時頃や昼頃に開店し、深夜や明け方まで営業していますね。結果自分が働きやすい時間帯に入ることができます。例えば主婦の方は子供が幼稚園や学校に行っている平日の昼間だけ、学生さんは平日の数時間や土日だけ出勤したい人もいますよね。

カラオケのバイト求人ではシフトなどが比較的自由となっているバイトも多く、都合よくバイトが出来るので楽という声もあります。逆に大学生やフリーターなど時間がある人は、たくさんの日にシフトにを入れ終日働いて店舗の戦力になっています。

このように働ける時間帯の選択肢が多いのに加えて、店舗によっては1週間ごと・2週間ごとなどコンスタントにシフトの希望を提出できる店舗も多いようです。テスト期間はバイトを休みたい学生さん、子供の行事があるので休みが欲しいという主婦の方も気軽に休みを申請しやすいですね。

おしゃれが楽しめバイトできる

カラオケのバイトは、比較的身だしなみに関する規定が他のバイトと比較してもそこまで厳しくありません。求人サイトの募集要項を見ても髪色、髪型、ピアス自由などと謳っている店舗も多いです。場合によってはネイルも可能な場合もあります。

なので特に若い女性や男性に人気の高いバイトとなっており、オシャレにこだわりがある人に嬉しいのは勿論、美容系・ファッション系の学校に通っていて自分の身体を実験台にしてオシャレの研究をしているんだ!という人は派手な見た目OKのバイトは有難いですよね。

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とはいえカラオケもドリンクの注文があったり食品を扱う職種でもあるため、従業員には清潔感のある服装が求められます。「ピアスはOKだけど規定あり」「ネイルOKだけど短い爪でできるデザインで」など店舗によって詳細が決められている場合もあるので面接の際や働き始める時に確認してみましょう。

純粋にカラオケが楽しい

カラオケでバイトをしたいなと思う人はカラオケ好きが多いため、カラオケがある環境でバイトが出来るという純粋な気持ちで楽しいと思う人も多いようです。そしてバイトが終わればカラオケを自分がバイトしているお店で楽しめるというのもメリット。

練習曲があればヒトカラで何度も練習できますし、さらには従業員が割引が利くチェーン店も多くルーム料金はもちろん、フードメニューを特別価格で食べられる等の福利厚生を用意しています。格安にカラオケを利用できるのは嬉しいですし楽しいですね。

様々なジャンルの曲が知れる

カラオケではフロントや廊下などでも常にBGMが流れていますよね。これ素敵だけど何ていう曲だろう?と興味を惹かれる曲と出会えるかもしれません。またカラオケ機器を起動すればCMが流れて最新曲のリリース情報を知ることができます。

お客さんが歌っている個室から漏れて聞こえてくる曲がとても素敵な曲かもしれません。カラオケのバイトは音楽が好き・歌が好きという人が多く働いていますが、自分が知らないジャンルの曲も新しく覚えられたり、流行の曲を仕入れられたり、ますます音楽に強くなることができるのです。

出会いが多いのが楽しい

カラオケのバイトは友達ができやすい、出会いが多いことで有名なようです。今までの項目に関連してくるのですが、バイトをしていて時間に余裕があって暇ならばバイト仲間とおしゃべりをする時間ができ、おしゃべりを楽しんでいる人も中にはいます。

シフトに入る時間帯によっては、同年代と一緒にシフトに入ることができて同年代の仲間ができ、そして音楽が好きでカラオケのバイトを始めるので音楽に関することを喋れる、仕事終わりに社割で一緒にカラオケができるなど、バイト仲間と仲を深められる要素が沢山あるのです。

音楽の趣味の合う仲間が欲しいな、あわよくば恋人ができたらいいのにな・・・という人もカラオケのバイトにチャレンジしてみると良いかもしれません。

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カラオケのバイトはココがきつい!

たばこ臭い

最近は飲食店でも禁煙・分煙の動きが盛んになっています。カラオケ店でも禁煙ルームばかりとなっています。しかし紙タバコはNGだが、電子タバコのみOKなど加熱式たばこはOK、という専用ルームが設置している店舗も多くあるのが現状です。

もちろんこのような部屋ではお客さんが加熱式タバコを吸えるので、カラオケ利用中は個室のドアを閉め密室になるので、注文されたドリンクを持って行った際・お客さんが帰った後、清掃のために部屋に入った際などにタバコの臭いがムッとして気分が悪くなる場合もあります。

タバコを吸っていない方は意外と加熱式タバコでも臭いが気になるはずです。さらに今では禁煙ですが昔は紙タバコがほとんどのカラオケボックスでOKだったので、当時の臭いがそのまま壁などに付着していて壁などを掃除していない限り、カラオケボックスの中は普通にタバコ臭いです。

なのでタバコの臭いに敏感な人は気をつけたいところです。ある意味、タバコに臭いが苦手…という方はカラオケのバイトはきついどころか、無理と思うかもしれません。

クレーマーが結構多い

カラオケは個室に区切られた空間で歌を楽しむものですよね。一人で、仲間内でパーソナルな空間でカラオケを利用しているうちに気が大きくなってしまい、少し気に入らないことがあるとすぐ店舗に文句をつけてしまうという傾向にあるようです。

例えば「失礼します」とルーム内に入って飲み物を提供する際に「歌っている時にドアを開けるな!」と言われることもあったりし、意外とクレーマーが多くきついと思うような時があります。接客業ならではの苦労ですね。

クレーム対応にはマニュアルがあるし困った時は店長など責任者に代わってもらいましょう。

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酔っ払いが厄介

カラオケは夜の0時など営業している店舗が多いですね。しかも繁華街や居酒屋の近くに店舗を構えているところも多いです。そんな中、酔っ払いが来店する時もあります。まずフロントでの対応してもめちゃくちゃだったりする場合もあります。

酔っ払って気持ち良くなってカラオケにやって来るだけなら良いものの、悪酔いして暴言を吐いたり暴れたりしてしまうお客さんもいます。バイトだけでは手に負えない場合もあり、店長に相談して警察を呼ぶ結果となってしまう場合もあります。

酔っ払いに出会いたくないな…と思う人はカラオケのなかでも昼間のシフトに入れる店舗を選べると良いですね。

嘔吐物の処理がきつい

カラオケの個室内はお客さんが人目を気にせず使うことができますよね。マナーの良いお客さんなら利用後の清掃作業も楽かもしれませんが、こぼしたものをすぐ報告してくれずこぼしっぱなし、おしぼり等も沢山散らかしているマナーの悪いお客さんもいるのが事実です。

しかし一番きついのは酔っ払ったお客さんが気分が悪くなって嘔吐してしまった場合。もちろん片付けなければいけません。いくら専用の粉などをふりかけて掃除をするといっても、誰も嘔吐物を見たくはないですよね。マナーの悪いお客さんの後片付けが必要になると非常に面倒です。

夜勤がきつい

カラオケは深夜まで営業している店舗がほとんどです。深夜2時頃に閉店というところ、夜通し営業して明け方に閉店する店舗もあります。深夜の勤務は時給が良い反面、慣れるまできついようです。場合によっては体調を崩す人もいます。

学校などの傍ら深夜の勤務をする場合は、体調面に一番気をつけたいところです。深夜の時間帯は合う合わないなどあると思いますので、無理してバイトをしないようにしましょう。

忙しい時間帯や曜日がきつい

カラオケ店は忙しい時間帯と暇な時間帯の差がかなりある職種です。平日の午前中や昼間はお客さんも少なくゆったり仕事ができますが、夕方から深夜にかけてはかなり忙しくなります。お客さんが増える時間帯はフロントでの対応、ドリンクの提供、個室の空きがなく待っているお客さんへ待ち時間の案内なども必要になりますよね。

夕方や夜の時間帯のほうが従業員も必要でシフトにも入りやすいですが、そのぶん忙しくなることは覚えておきたいところです。土日祝日はカラオケを利用するお客さんもどんと増えかなり忙しくなります。休日は昼間から仲間と一緒にカラオケを利用するお客さんもいるし、夜はお酒を飲んだ後にカラオケを利用する人も大量に来店します。

フロントの対応や個室の清掃、アルコールの提供も増えかなり忙しくなりますが、その分シフトにも入りやすいし週末は時給が割増される店舗も多いため、敢えて週末に効率よく稼ぐのもアリですよ。

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ある意味ヒマな時間がきつい

上の項目とも関連しますが、カラオケ店は平日か週末かでも忙しさにかなりの差が出ます。平日は昼間はシニアのカラオケサークルの利用くらいでお客さん入れ替えも少ないし、夕方の学生さんの利用なども一定数しかなく楽でしょう。

よって平日の朝~昼などはガラガラ…ということもあり暇な時間が多くなるのはいいのですが、このような時に限って一人で喋る相手もいない、という場合は苦痛に感じるということもあるようです。暇でもテレビを見たりカラオケをして楽しんだりすることは出来ませんよね。

尚、平日は仕事も楽な分従業員も少なくて済むため、平日のみの勤務を希望している人はなかなかシフトに入れない・雇ってもらえない可能性もあります。面接の時によく確認しましょう。

ワンオペがきつい

個人店や従業員が少ない店舗、またシフトに入っている人数が少ない時間帯では一人で沢山の業務をこなさねばならない場合もあります。所謂「ワンオペ」ですね。フロントでの受付・会計・調理・接客・清掃作業など業務の合間を縫ってこなしていくことになります。

開店時にはカラオケ機器を立ち上げ、閉店時は機器のシャットダウン、ドリンクバーの機械の清掃などの作業が必要かもしれません。深夜などお客さんが少ない時間帯は楽そうに見えますが、一緒に働く人の人数によっては案外忙しかったということもあるようなので気をつけたいところです。

面接がきつい?
バイトの面接はどんな職種でも緊張するものだと思いますが、カラオケのバイトの面接が特別厳しいということはありません。
カラオケのバイトは身だしなみも比較的規定が緩いと述べましたが、それにより面接の際に髪色などに関して厳しく問いただされることもないでしょう。
面接では主にシフトにどのくらい入れるか、どのくらい融通が効くか、そして本人がやる気と常識がある人間かを見定める場になると思うので緊張せず誠意を見せていきましょう。

カラオケのバイトで楽しい、きついと思う瞬間のまとめ

カラオケバイトの楽しいところやきついところについて具体的に挙げてきました。カラオケ店ならではの楽しい瞬間やきつい瞬間があることが分かっていただけたと思います。特に仕事が楽な時間帯が多いというのはいいかもしれませんね。

しかし嘔吐物の処理など独特な仕事もあるので、決して楽なバイトとは言えないでしょう。どんなバイトでも楽しい点もきつい点もあると思いますが、私生活とバランスをとりながら効率よくこなしていきたいですね。

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