カラオケバイトが危ないという噂について、何が危いか理由を調べてみた!

カラオケのバイトを始めたいと思っているが、危ないという噂があるので応募するのに躊躇している、またイメージ的に危ないという話を聞いた、などカラオケのバイトにまつわる危ない話を聞いたことがある人はいると思います。

しかし実際なぜ危ないのか気になっている人は多いと思います。実際バイトをしている人もいますし、どんなところが危険になっているのか知りたいですよね。もしバイトの仕事が危ないことをさせられるのなら避けたいと思うでしょう。

バイトをしたい学生も多いと思いますが、カラオケでのバイトはコンビニなどに比べてハードルが高いイメージです。そこでカラオケのバイトはどこが危ないのか、具体的にご紹介したいと思います。

カラオケバイトが危ないと言われている理由

深夜まで営業しているから

深夜まで営業=治安が悪いというイメージになりがちです。コンビニだってそうじゃないですか?コンビニ強盗は深夜ですよね。お客様の多い昼間に強盗に入るケースはまずありません。誰もいない深夜だからこそ悪いことをしやすくなってしまうのです。

そして深夜というといろいろな人が集まってきますが、カラオケ店はガラの悪い人が集まるようなイメージを持っている人も少なくありません。しかもコンビニと違って、個室のカラオケボックスはある意味悪い事のし放題。密室の中で悪いことをしていても誰も気づきませんからね。

また、ガラの悪い人というのは以下の「酔っ払い」も関係していると思います。

酔っ払いが厄介

繁華街の近くのカラオケだと、酔っ払って気持ちよくなったお客さんがカラオケを利用しに来ます。またカラオケの店内でもアルコールを注文して、さらに酔いが増すのでタチが悪くなる人が多いです。しかもカラオケ店なので、盛り上がりますよね。

お客さんの個室にドリンクを持って行ったら酔っ払いに絡まれて「お前も歌え」などと言われたり、フロントでの対応で会話が成り立たなかったり、途中で気分が悪くなって嘔吐などされたら非常に厄介です。酔っ払いのお客さんは深夜に多いイメージです。

しかし夜通し飲んで朝カラオケに行く人もいるし、昼間から時間など構わず飲んでいる人もいるのでどの時間帯でも酔っ払いはいます。ただ、深夜に比べると朝や昼などの時間帯は少ないです。

酔っ払いに絡まれたくない方は朝から夕方の時間帯でバイトをすればいいと思いますが、基本的にそこまで多くはないので気にしない方がいいです。

暴力や暴言を吐かれる

上の酔っ払いに絡まれると関係しているのですが、お酒を飲んで悪酔いしてしまうと最終的に暴言や暴力で従業員を困らせくる人もいます。深夜のカラオケ店に良く行く方は、このような光景を見たことがある人もいるでしょう。

大声で揉めている団体など見たことがある人もいると思います。お酒を飲んで歌を歌ってテンションが上がった状態で、否定的な意見を言われるとヒートアップする方が多くいます。自宅から近くて通勤しやすいけど酔っ払いが多いみたい…というバイト先はちょっと注意が必要です。

酔っ払いがタチが悪いかは土地柄によるところもあるようなので、お店がある地域についてよく調べてからバイトを探したいですね。実際にお店に行って様子を伺う、というようにするといいでしょう。

女の子はナンパされる

女子がバイトをしている際厄介なのは、男性のお客さんにナンパをされたりいやらしい言葉をかけられる可能性があること。他のバイトでもナンパをされる可能性はあるのかもしれませんが、砕けた雰囲気になりやすいカラオケ店内では特に注意が必要です。

さらにお酒が入ったお客さんなどからもナンパされる場合も多く、実際カラオケのバイトでナンパされたという話は良くあります。室内に引きずり込まれたら大変なので、事前に困った時はどうすれば良いか・マニュアルはあるのかしっかり把握しておきたいところです。

チンピラやヤンキーに絡まれる

土地柄によってはチンピラやヤンキーがいる地域もまだまだあり、集団で来店してすごく態度が悪い人も多く、絡まれたり喧嘩を売られたりすることもあるようです。ただ、暴力などは少ないですが文句を言われたりする可能性は普通の人と比べて高くなるでしょう。

チンピラは都市部より田舎の繁華街によくいますが、こちらがいくら真面目に働いていても真摯な対応をしていても怒ってくる人もいて厄介ですよね。間違っても喧嘩を買ってはいけません。店長や責任者に相談し相応しい対応を取ってもらいましょう。

コロナに感染する可能性がある

最近では特にコロナウイルス感染の心配もあります。カラオケは大きな声を出すし飲み物を飲むときはマスクを外すし、換気はしているけれど密室です。以前もニュースでシニア世代のカラオケサークルでコロナの集団感染が報告されるというケースもありました。

そういう意味でもカラオケについて不安視している方は多いでしょう。もちろんカラオケ店も感染対策は出来る限りのことはしています。しかしどのようなお店でもそうですが、100%防ぐのは不可能です。

勤務中は勿論マスクを着用するし、室内やマイク・リモコン端末の消毒は従業員として力を入れるし、カラオケで働くことが必ずしもコロナ感染に繋がるわけではありません。

また、カラオケボックスは比較的安心して仕事ができる環境のようで、逆にカラオケ喫茶の方がリスクが高いという結果もあります。(参考文献:カラオケボックスは安全。カラオケボックスでクラスターが発生しない理由とは

なのでどうしてもコロナのことが心配ならば、カラオケボックス店のバイトの方が安心出来るかもしれません。基礎疾患があったりどうしてもコロナが心配な場合は、別のバイトをするなど考えることもいいでしょう。

親に反対される理由も「危ないから」
カラオケ店でバイトをしたいけど親が許してくれない、ということもあります。特に高校生に多く、高校生は親の許可がないとバイトができないので、理解を得られないとバイトをするのは厳しいでしょう。
では親が反対する理由は何なのでしょうか?それはただ一つ、危ないからと考えているからです。上で紹介したようなことを考えている親も多く、これ以外でも個室となっているのが危ない、という人もいます。
一人でカラオケしている人の所に飲むものとかを持って行くと、1対1になりますよね。そうなると特に女子の場合は良からぬ男に取り返しのつかないことをされるとか、お金を取られるとかそう言った危険性を親は感じてしまうのです。
さらに深夜に子供が働くというのはいかがなものか、朝晩逆転の生活になるので社会に出てからどうなるのか、など心配になり反対される方もいます。

カラオケのバイトは基本的に危なくはない!

上述のように様々な危ないと思われる可能性があることが分かりました。ではカラオケのバイトは本当に危ないのか?と言えば基本的には危なくありません。カラオケ以外のバイトもあり得る話です。例えば居酒屋など酔っ払いに絡まれるリスクはカラオケ店よりも多いでしょう。

また暴力などの被害に遭う可能性は極めて少ないです。今では防犯カメラもたくさん設置していますし、インカムなどを使って迅速に連絡をすることが出来ますし、どちらかというと危ないと思うようなシーンに遭遇する可能性は低いでしょう。

但し、暴言を吐かれるなど「嫌な思い」をする可能性はあるかもしれませんが、このようなことを気にしていたらどんな仕事も出来ません。酔っ払ったタチの悪いお客さんが来たり、帰り道が暗くて危険だったりするのは心配ですが、そこを避ければ危ない目に遭うことも少ないはずです。

バイトが終わってから、帰宅までの道のりの方が危ないと思うのであれば、高校生は法律的には夜22時まで働けますがもっと早い時間に帰れるようシフトを組んでもらったり、帰宅にバイクを使ったり、週末の明るい時間だけの勤務にしてもらったりするといいでしょう。

立地も繁華街から離れてファミリー層や学生のお客さんが多いお店を選ぶなど、雰囲気の良い職場を選びたいですね。また、危ないと思うようなときは、以下のような対処をする形となると思いますので、そこまで不安になる必要はありません。

警察を呼ぶなどの対処をする

万一危ない目にあったり厄介なお客さんが来たり、迷惑行為を注意したのにやめてくれないなどがあったら、お店の責任者に相談の上警察に通報してもらうことになります。ここまでで述べたとおり地域によってはどうしてもカラオケにガラの悪い人が来る場合もあり、お店も困った事態に陥ったときに警察を呼ぶマニュアルを用意しているはずです。

くれぐれもバイトが自分だけで解決しようとせず、店長や責任者に相談するのが肝心です。また店頭に「警察官立ち寄り所」などとステッカーを貼って、警察の見回りがあることをアピールしているカラオケ店もありますね。

実際警察が巡回してくる時間帯があり、個室内で怪しいことをしていないか、深夜に未成年が利用していないかなどを確認しに来るようです。この「警察官立ち寄り所」のマークも治安の良い地域のお店には少なく、治安が悪く過去に未成年の補導や店内での迷惑行為があったお店に警察が見回りに来る傾向にあります。

警察が見回りをしているなら安心じゃん!と思ってしまうかもしれませんが、もし学生さんがバイト先を選ぶならこのようなマークのないお店にしたほうがかえって安心かもしれません。

仕事内容も危なくはない!

カラオケ店のバイトは掃除、接客、調理、機器の点検など様々なことを覚えて行かないといけない、ある意味頭を使う仕事となりますが比較的楽な作業が多く、また危険な作業などは全くないので安心です。

カラオケ店は様々なお客様がいらっしゃいます。どんなお客様にも臨機応変に対応する姿勢、機器の点検をきちんとするきめ細やかさ。掃除の丁寧さ。どれも会社に努めたら一から教わることですが、カラオケ店に勤めていればそこで培った知恵や接客マナーが実際会社勤めになった時に役に立ちます。

ピンチになった時の対応力も見につき、社会に出る前の修行としてはお勧めです。

やっぱり止めよう!と思ったら
ここまで見てきたように、カラオケでのバイトはどうしても厄介なお客さんに遭遇してしまうことも多いです。心配な人は別のバイトを選びましょう。
フリーターもそうですが、学生さんでもいろいろな職種でバイトを募集していますよ。例えばスーパーマーケットの品出しやレジ対応ですが、高校生がシフトに入る夕方や早い夜の時間帯はファミリー層がお客さんとして来ますよね。
必要なものだけ買って足早に帰っていく人もいますので、酔っ払いに絡まれるなどの可能性はほぼないでしょう。品出しや商品の陳列なら特に黙々と働くことができお客さんと話す時間が全くない日もあります。
このようにお客さんがお店に滞在する時間が短い職種・お客さんとの会話が少ない職種からバイトを選ぶと嫌な目や危険な目に遭う可能性も減りそうです。

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カラオケバイトが危ないって本当?のまとめ

今回、カラオケバイトには危険な面があるというお話でした。これだけ書くとやっぱりカラオケでバイトはちょっと止めようかな…と思われる方もいるかもしれませんが、危ないことに遭遇する可能性は高くありませんので、あまり深く考えない方がいいでしょう。

どうしても不安ならば、バイト先のお店の雰囲気をチェックしに行ったり、帰宅時間を早めにするなど対処をするといいでしょう。どのバイトにもそれぞれ大変な点・危険な点はありますが、どうぞ自分のしやすい条件を考えてバイトを選んでくださいね。

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