高校生バイトの平均月収が気になる方!どんなバイトが稼げる?

バイトをしている高校生はたくさんいます。しかし高校生はバイトの勤務時間なども法律によって制限されていますし、稼ぐと言ってもなかなか社会人のような収入は厳しいかもしれません。

そこで気になるのが「皆どれくらい稼いでいるのだろうか?」という所かもしれません。自分の給料って少ないのでは・・・?と気にしている人もいるでしょうし、逆に高校生でも月収は多いはず!と思っている方もいるでしょう。

今回は高校生バイトの平均月収について調査し、大体ですが平均月収が分かりましたので、調査結果をご報告したいと思います。

高校生バイトの平均月収は3~4万程度

様々なサイトで調査したところ、3万円~4万円ほど稼いでいる人が多いことが判明しました。よって3万円前後が平均月収となっています。また2~5万円ぐらいが全体の半数以上となりバイトで稼ぐ方が多いです。

逆に10万円などそれ以上の月収は比率的に少なくなっていく傾向となっています。大手タウンワークのサイトでも詳しく平均月収を確認できますが、10万円以上稼いでいる方は全体の2.2%ぐらいしかいませんので、10万円以上稼ぐとなると結構厳しい感じです。

詳細:高校生のバイト代の平均、いくら稼いでる?稼ぎ方は?タウンワークマガジン

また、週に約3~4日の勤務をしている方が多く、時給は約900円程度で働いている方が多くいました。よって3~4万円の給料を貰うことができれているのであれば、平均月収程度となるでしょう。

では平均月収の3~4万を稼ぐために、どれだけの時間を働くと稼ぐことができるのか?詳しく解説します。

3~4万を稼ぐ為に必要な時間や日数は?

例えば、平日学校終わりに3時間働く日が週3日あるとしましょう。月13日くらいの出勤になります。全国平均の最低賃金の時給930円で働いているとします。この場合の月収は「950円×3時間×13日=36270円」となります。

もう一つ例として、平日は学校が忙しくてバイトができないので、土日がっつりバイトに入る人がいるとします。昼休憩を挟んで働くので労働時間は1日7時間くらいで、月6日の出勤になったとします。

上記と同じ時給930円で働くとすると、月収は930円×7時間×6日=39060円となります。結局、時給や日数によって大きく変わってしまうので、人それぞれ3~4万を稼ぐ為に必要な時間や日数は違いがあると言えます。

またおすすめは時給が良いバイトを選ぶことです。例えば時給1000円のバイトを週に2日だけ、5時間勤務という条件でしたら月に約4万円ほど稼げる計算となります。

時給が高いバイトを選んで少ない時間、日数で稼ぐという方法が忙しい高校生にとってはおススメかもしれません。

都市部は平均月収が高い

バイトを考えていてここのお店で働きたい、など具体的に決まっている方や、既にバイトをしている人が自分の月収を計算したら、同じくらい働いているのに3万円も稼げないんだけど!と思う人がもしかしたらいるかもしれません。

理由としては賃金の差です。地方の方が時給が安くなり、都市部の方が時給が高いという傾向になっています。また基本的に高校生は最低賃金程度の時給で募集しているバイトが多いのも原因で、最低賃金は都道府県ごとに異なります。

最低賃金が860円ほどの地域も沢山あり、逆に東京都など都市部では最低賃金が1000円を超えているところもあります。

詳細:厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧

自ずと都市部に住んでいる人のほうが月収も高くなってしまいますが、高校生の本業は勉強です。更に部活も遊びも忙しいでしょうから、無理せず自分のできる範囲で働いていきましょう。

効率よく月収をアップする方法は?

さて、ここまで見てきて「私の月収って低い…」と思ってショックを受けている人もいるかもしれません。バイトをするにしても長時間勤務が厳しい、予定が多くてバイトをする時間がなかなか取れない。

このように悩んでいる方に月収をアップさせるちょっとしたコツをご紹介します。コツと言っても意外と単純なことばかりですのでご安心下さい。

時給が高いバイトをする

高校生はバイトをできる時間も職種も限られますので、バイト探しが難しいかもしれませんが、単純に月収をアップさせるコツとしていちばんに思いつくのが、時給の高いバイトを探すことです。

成人してからであればキャバクラなど夜の接待のバイトができますが、高校生はできません。しかし最近は人手不足ということもあり、高校生でも意外と時給の高いバイトが募集されていたりします。

中でも時給の高いバイトを探す場合、期間限定など短期バイトをおススメします。例えばスーパーやコンビニなどでのレジ打ち作業は毎日誰かが従事しないといけない業務ですが、時給はそこそこです。

しかしバレンタインの期間限定のチョコレートの販売、年末年始の郵便局での年賀状の仕分け作業、工場で季節イベントに合わせた商品の箱詰め作業などは普段から募集しているバイトより時給が良い傾向にあります。

このような期間限定のバイトに夏休みや冬休みを利用して応募すると、普段忙しい人でもしっかり稼ぐことができます。

掛け持ちでバイトをする

普段の平日からバイトをしている人も多いですよね。日々こつこつ働くのも素晴らしいことだし、これだけでもそこそこ稼げるとは思います。

しかし欲しいものがあったり、イベントが控えていたりどうしてもまとまったお金が欲しい時期だけ、上記のような期間限定のバイトを探して掛け持ちする方法もあります。

2週間だけというような短期バイトから、企業に登録だけしておいて都合のよい時だけ働けるという業種もあります。職種としては街頭でのティッシュ配りやスーパーやデパ地下での試食販売などが多いですよ。

これらの職種は他のバイトと兼業で働くことが許される職場も多いです。求人情報サイトなどで検索するときに「WワークOK」などと条件を絞り込んで検索してみてください。

気を付けたいのが、掛け持ちでバイトをして疲労が溜まり普段から働いていたバイト先に迷惑がかかること。更に学業や学校生活がおろそかにならないように、よく考えて無理なくシフトを入れてください。

少ない時間でもバイトに入る

部活の後でバイトに入っても1~2時間しかバイトできないので、このような日はシフトに入れない…という感じにしていませんか?たった1~2時間のバイトでも塵も積もれば山となります。

少ない時間でもバイトできる日が多い場合、単純にお給料も増えます。週に2日しか入ってないところを、短時間だけになりますが週に5日に増やすと月収も変わってくるでしょう。

但し、自宅から遠い場所でバイトをしている方にとっては、帰りなどが遅くなってしまうのでおすすめ出来ません。出来るだけバイト先が自宅から近い方におすすめの方法となります。

土日祝日メインでバイトする

勉強もしっかりしたいし体力には自信がないけどバイトもやってみたい…という人は土日祝日のみの出勤のバイトを探してみましょう。土日祝日のバイトは高校生におすすめで、とても稼ぎやすい曜日でもあります。

なぜ土日祝日にバイトをするのか?というのは地域や職場にもよりますが、土日祝日に出勤できると平日より時給が数十円程度高くなる場合が多く、また長時間の勤務も可能だからです。

飲食店などはランチタイムやディナーの時間帯など忙しくなる頃に合わせて従業員を増やしたいと思うはず。週末は平日より遅くまでゆっくり寝てから出勤し、数時間だけ働くだけでも高校生の平均月収ほど充分に稼ぐことができますよ。

月収を気にして稼ぎすぎる場合の注意点

特に部活もやっておらず、学校の授業の時間以外は沢山バイトに入れる!という人もいると思いますが、稼げば稼ぐほど良いというものではありません。なぜ稼げば稼ぐほど注意しないといけないのか?

答えとしては、日本では所得税や住民税など、収入によって払わなければいけない税金が変わるので、注意が必要、という訳です。

義務教育を終えたけれど、まだまだ子供である高校生は基本的に親の扶養家族となっており、親御さんは高校生の分の税金を払うことを控除されています。

しかし、高校生がバイトをしまくって年収が103万円を超えると、高校生でも親の扶養家族から外れることとなってしまい、親が払う税金が高くなってしまうのです。

冒頭でご紹介した高校生の平均である「約月3万円」ほどを稼いでいる程度では何も問題はありませんが、理由があって沢山バイトに入りたいときは念のため気を付けてください。

ちなみに、結婚して夫の扶養家族となっている主婦がパートをする際もこの「103万の壁」というものを気にして仕事を探すこともあります。高校生のうちに「こういうこともあるんだな」となんとなくでも知っておいてくださいね。

怪しいバイトは絶対に応募しない!

一番気を付けてほしいのが、どう考えても美味しすぎる条件のバイトはしないこと。最近ニュースなどでも耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。強盗などを指示されてするような、所謂「闇バイト」などです。

月収100万円などありえない報酬になっているケースがあり、バイトが出来る年齢になったけど、世間のことはまだまだよく知らない高校生など若い人をターゲットにして違法な仕事をさせる悪人が世の中には沢山います。

この子は18歳以上であると偽って違法に高校生を働かせる風俗店や、知らないうちに詐欺グループの一員として働かされてしまい被害者からお金を受け取る係などをしてしまうという事件もあります。

住んでいる地域の求人情報をよく調べ、相場より明らかに高い時給のバイトや業務が簡単すぎるのに高収入を目指せるなどのうたい文句があるバイトは絶対にやめましょう。

特にツイッターなどSNSでのバイト募集の案件は手を出さない方がいいでしょう。バイトを探す場合は大手の求人情報サイトやアプリなどを活用し、勤務先の住所や連絡先が分かるようなバイトを探しましょう。

高校生バイトの平均月収が気になる方!のまとめ

中学生と比べて行動範囲がぐっと広まり何かとお金が必要な高校生、平均月収についてご紹介しましたが、いかがでしたか?大体の予想が当たっていた方もいれば、予想以上だった、と思っている方もいるでしょう。

また効率よく沢山稼ぐヒントは見つかったでしょうか?学校生活に加えてバイトをするのはとても忙しくなるかと思いますが、お金稼ぎとともに時間の効率的な使い方など身をもって学んでいく機会にもなります。

無理せず楽しく働いて楽しく遊ぶ資金にしてください。

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