コンビニバイトのオーナーが厳しい時は辞めた方がマシ?

コンビニはバイトの従業員を沢山雇っているという状況が多く、社員よりもバイトの方が多い店舗がほとんどです。仕事を教えてくれるのは基本社員さんですが、コンビニの場合は社員もあまりいない場合が多く、先輩バイトかオーナーに教えてもらう場合が多いでしょう。

しかし社員よりも一番権力のあるオーナーは場合によっては厄介な存在となります。コンビニのフランチャイズ店では基本看板を借りて営業しているのでお店によってオーナーが違ったりしますが、中には「やたらと厳しい」オーナーがいる、ということです。

このようなオーナーのお店でバイトをしてしまってはかなり厳しい、苦痛に感じる確率も上がってしまうでしょう。オーナーが厳しいとバイトに行くだけでも憂鬱になってしまいますよね。ではオーナーが厳しい場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

仕事が厳しいのはある程度は仕方がない

バイトと聞くとなんとなく正社員の仕事よりも楽なイメージを持たれやすいというのがあります。ですが、そんなことはなくどんな仕事であっても厳しさがあります。コンビニのバイトでも仕事は仕事。責任を持ってこなさねばならないし、真面目にやることはやらないと怒られるのは当たり前です。

確かにバイトは正社員のように基本そこでずっと働く前提ではないです。ですが、だからといってバイトの仕事をいい加減にしても良いことはないです。真剣に取り組まないといけないですし、バイトだからという理由で楽な仕事という風に思うのは間違いです。

ですので、ある程度仕事が厳しいのは仕方ないことでもあります。コンビニでは食品も扱うしお金も取り扱うし、きちんと管理しないと重大な事故に繋がります。少し注意を受けただけで「バイトを辞める!」と考えるのは少し違うでしょう。バイトだろうが正社員として働く仕事だろうが厳しい面はあります。

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ですが、そこを勘違いしないようにバイトをしているが、どう考えても「オーナーが厳しい」と思ってしまうケースも良くあります。

コンビニのオーナーが厳しいと感じる理由

オーナーが厳しいと思うのは一番の理由として「仕事が分からないのできつい」と思う点です。特にまだバイトをして1ヵ月などコンビニのバイトも慣れない内は、分からないことだらけで怒られてしまう場合もあるかもしれません。誰でも怒られると気分は悪くなってしまうものです。

怒られる=厳しいと感じるようになりだんだんと嫌になってくるでしょう。常識の範囲内で考えて本当に自分がやり方が間違っていたようだ、何度も教えてもらったことができなかったという場合は素直に謝り改善に努めましょう。

どうしても仕事を覚えられない・コンビニのバイトに向いていないのかも…という場合は辞めてしまっても良いかもしれませんが、怒りながらも根気よく教えてくれている場合もあるので「正しい厳しさ」かどうかは見極めたいところです。

理不尽な厳しいオーナーもいる

あり得ないような仕事をバイトに求めてくるオーナーもいたりします。キッチリした性格であるとか、自分自身は要領よく仕事ができるオーナーだからバイトにも高い能力を求めてしまうとか、従業員とタイプが合わないと厳しく感じる、一緒に仕事をするのが辛いと思ってしまう可能性もありますね。

例えば、バイトを始めたばかりの従業員がミスをして怒られたので、怒られた時間は働いていないということで残業を強いられた、今日は機嫌が悪く何も悪くないのに厳しく接してしまう、というようなオーナーの気分によって厳しくなったりする場合もあります。

他にも新人の若い女の子は美人で愛嬌があるので優しく接しているが、そうではない人には態度が変わる、季節のイベントごとの商品が売れ残りそうなので従業員に買い取りをさせる、というような理不尽なオーナーもいるのが現状です。

逆に緩いオーナーもたくさんいる

バイトをしているとイライラしてストレスが溜まるようなオーナーのコンビニもありますが、逆に緩い、優しいオーナーも当然たくさんいます。もちろん業務は責任を持ってこなさないといけませんが、例えば挨拶が多少できなくても怒られなかったりしたりします。

またちょっとしたミスなどをしても「全然大丈夫!自信もって頑張って!」というような前向きとなるような言葉をかけてくれるような優しい人だったり、トイレや店内の清掃のチェックが甘かったり、売上目標が達成てできなくてもバイトさんは気にしなくていいよと言ってくれる人も多いようです。

オーナー(店長)は変な人が多い?
コンビニのオーナーに変な人が多いという噂もありますが、特にそのようなことはありません。
恐らくなかなか経営が上手くいかない場合など、切羽詰まった状況になればなるほど、自分を見失なうような行動を出たりする場合があります。
このような状況の時は少し変わった振る舞いなどを見せてしまう場合もあるかもしれません。
周りの従業員もそのことを伝えられないという理由もありそうですね。

オーナーが厳しい時はすぐ辞めた方がいい?

厳しい理由によって決めるのがベスト

オーナーが厳しいからすぐに辞める!という気持ちになる人は多いです。確かに「うっとうしい」と思う気持ちが先行してしまいますよね。ですが、基本的にバイト先のオーナーが厳しい、というのは「厳しい理由」によってすぐに辞めるか辞めないかを決めるといいでしょう。

例えばコンビニの仕事が上手く出来ないことが理由でオーナーが厳しいということでしたら、オーナーの気持ちとしては「もっと頑張って成長して欲しい」と思っているかもしれません。私語をしていて怒られた、身だしなみが悪かったので指摘され厳しく叱責された、とこのような理由は貴方自身に問題がある可能性が高いでしょう。

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コンビニバイトで仕事が覚えられない時の対処法

自分自身が迷惑をかけているのに「厳しい」と思うのはどのような仕事をしても結局同じになる可能性が高いでしょう。よって、このような場合はコンビニのバイトが合わない可能性もありますが、基本的には少し頑張ってみることをおすすめします。一度、バイトでも目標を立てて行動してみるといいでしょう。

厳しい理由がブラックの場合

逆にどう考えても厳しさがおかしい、とこのような場合はバイトを辞めろと圧力をかけている可能性も考えておきましょう。せっかくバイトを頑張ろうと思って、入ったところがブラックバイトだったならそこはすぐにやめた方が良いです。

間違ったことをしていないのに一方的に怒られる、勝手にシフトを変えられたりする、半ば強制的な労働を強いられるような厳しさですね。普通のバイトなら、自分の成長に役立つスキルを仕事をすることによって身に着けることができる、ということが出来ます。

しかし、ブラックバイトを無理に続けても成長どころか肉体的にも精神的にも消耗していって最悪病気になることもあるからです。厳しい理由がこのような場合は無理をしないで自分ができると思えるバイトをするのが賢明です。その方が幸せになれます。

このようにコンビニのオーナーに不当に厳しく接してくる、本当はやりたくないことを強制してくるという時は正しく対処するべきです。以下にケース別にまとめてみました。

厳しい理由が違法の場合、どう対処するべき?

サービス残業を強いられるなど

バイト従業員であってももし当初のシフト以上に居残りで勤務をする場合はその分の給料を支払わなければなりません。サービス残業はあってはなりません。もしサービス残業を断れなかったら、残業したのにその分の給料を貰えなかったら、まずは何かの間違いでないかオーナーに直接訊くことができれば良いですね。

しかし威圧的で何も逆らえないようなオーナーであれば、各地域にある労働局に相談することができます。店舗の所在地・店舗名・働いた日時や給料がこのくらいだったというように状況をできるだけ具体的に伝えることが肝心です。直接赴いても良いし電話やメールでも相談できる窓口がありますよ。

ちなみに高校生(18歳未満)は残業が出来ません。残業といっても法定労働時間以内ならば可能ですが、法定労働時間以上の時間を働くような残業を強いられる場合、違法となるので18歳未満で残業をしているようならば労働局で相談をするといいでしょう。

商品の買い取りをさせられた場合

季節のイベントの限定品などにありがちですが、売れ残った商品を従業員が強制的に買わされることも不当です。一時ニュースで話題になった時期もありました。バイトがコンビニの商品を買い取るという行為については、強制的に買ったかどうかで違法かどうかが変わってきます。

例えば、売上ノルマを達成できなかったから罰金として給料からいくらか天引きされた、というのも労働基準法に違反する可能性があります。上記の項目と同じく労働局へ相談するか、最近はSNSで実態を明るみに出すのも有効です。悪評が集まったらオーナーも店舗を経営していけません。

パワハラ・いじめの場合

バイト先でパワハラがあったという時はすぐに辞めるべきか悩んでしまう人もいるかと思います。確かにバイトの面接に通ってここで頑張っていこうと思っていた時に、パワハラがあっても中には我慢してしまうという人もいるかと思います。

さらにオーナーからいじめられて周りの従業員も逆らえない、見て見ぬ振りをするという場合、いちばんはバイトを辞めて身の安全を守りましょう。このようなバイトで働き続けるのは遅かれ早かれ辞めることになります。それならまだ肉体的にも精神的にもダメージが小さいうちに辞めるのが賢明です。

このような職場はは些細なことですぐにパワハラやいじめがあると思って良いです。そのようなところで健やかに働くことはできないので、まだ入ったばかりとか考えず「今日で辞めます」と言って辞めてしまうのがいいでしょう。また辞めることができない場合、バイトに行かなくてもいいです。

もしバイトを続けつついじめに抗議をする場合は、いつ・こんなことをされたという証拠を沢山集めて告訴状を出すこともできます。上記のようにSNSで告発する人もいますね。

厳しい理由が違法の時は誰に伝える?

オーナーの厳しい理由が違法性が高い、所謂ブラックバイトだった場合、どうしたら良いか分からないという人もいるかと思います。基本、相談については労働局(労働基準監督署)で相談をするのが一般的です。労働局というのは各都道府県にありますので以下のサイトより探してみてください。

>>都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧

様々な労働に関する相談をすることができるので、困った場合はこのような機関を活用してみるといいでしょう。また、一度身近な信用できる人に相談するのが良いです。親だったり友達だったり、信頼できる人に相談をするのがいいですが、やはり親に相談するのがベストでしょう。

親の年齢となれば社会経験も豊富なので解決してくれるようなアドバイスを貰える場合が多いと思います。ここでのポイントとして、長くバイトをしているのなら問題ないですが、まだバイトを始めて間もない頃では間違ってもバイト先の人間に相談するということはしてはいけないです。

なんとなくバイトの悩みだからバイト先の人間に相談すれば良いと思う人もいるかと思いますが、そんなことはないです。なぜなら、ブラックバイトのバイト先で働いている人に相談しても頑張って働こうという結論にしかならないからです。

それで正常な思考を奪われてしまい、ずっとそこで働くことになるので相談するならバイト関係者以外の人に相談するのが良いです。今後の人生を考えてパワハラ体質のバイト先はすぐに辞めるのが正解です。

優しい、緩いオーナーの店舗の探し方は?

バイトをだらけるつもりはないけど、厳しいオーナーのもとで働きたくない…と誰でも思うはずです。そこで緩い、優しいオーナーがいる店舗かどうかの見分け方をまとめてみました。緩いオーナーが良いかある程度厳しさのあるオーナーが良いかはバイトを始める前に考えてみてくださいね。

接客態度が微妙なお店

店員の接客態度が悪い店舗というのは、指導が行き届いていないケースが想定されいます。例えば入店時に挨拶がなかったり、レジ対応時の態度が悪かったりする店舗では、オーナーが従業員をきちんと教育できていない場合があります。

よって、あまり口うるさく言わないようなお店という可能性が高くなるでしょう。ルールに緩い優しいオーナーで接客の質が多少低い程度なら良いですが、極端な話オーナーが従業員に全く無関心であるのも困りますね。

従業員同士が仕事中に喋っている

レジは2人体制だが2人でずっと喋っている、また常連のお客さんのような方とずっと喋っている、というようなお店もオーナーが緩い可能性があります。また深夜の時間帯になったら友達を連れてきてずっと喋っている、というようなお店もあったりします。

レジ対応中に従業員同士がおしゃべりをしている、お客さんとしてきた友達と喋り続けているという店舗も少し困ります。オーナーが従業員に対して甘いか全く注意ができていない状況です。特に深夜は人手不足で辞められたら困る、というような場合はかなり緩くなる傾向にあります。

清掃などが行き届いていない

コンビニではトイレや店内の清掃の時間を1日のうち何回か定めており、清掃が完了したら従業員がサインをしておく表なども掲示してあります。もしコンビニでトイレを利用した際にトイレが汚かった、清掃チェック表もサインがないようだという場合はオーナーの従業員や店舗の管理が甘いようですね。

結局、仕事をさぼっても怒られない、という風になるので清掃が行き届いていない状況になるのです。清掃といえばトイレだけではなく、駐車場や店舗内の什器や床などもしっかりとしておく必要があり、例えば商品に埃が被っている、お店の床が汚いなどの場合も管理が甘いと判断してもいいでしょう。

従業員が多い店舗

学生など若い従業員が多いコンビニもオーナーが緩い場合が多いようです。特に高校生が多い、昼間でも若いフリーターが多く働いているなどの場合は緩い可能性も高くなります。理由として、学生バイトに良質な接客や勤務態度は求めない、という考えをもったオーナーがいるからです。

他にも若い方に長く働いてほしいからある程度甘く接してしまうというオーナーもいます。学生のバイト側もお小遣いが稼げて怒られないなら最高ですよね。また普通に従業員が多い店舗だと、人手が足りているということで緩い場合もあります。

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コンビニバイトのオーナーが厳しい時のまとめ

オーナーが厳しくてバイトが辛い時についてまとめてみました。バイトを頑張ってほしいという思いからの常識の範囲内での厳しさならまだしも、不当な厳しさの場合は耐える必要もありません。不当な厳しさがある場合は状況によっては労働局に相談をするのが一番です。

また働いてすぐの場合などはすぐに辞めてしまってもいいでしょう。そのような職場でバイトをしていても、将来的に役立つスキルなども身に付きませんし、逆にストレスが溜まって体調を崩してしまう恐れだってあるのです。すぐに辞めて違うコンビニでバイトをすればいいだけの話です。

心と体の健康を守りつつバイトをしてくださいね。

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