深夜バイトをすると太る人続出！？太る理由と対処法を解説！

深夜バイトをやっていると、体に悪影響が出ることがよく言われます。寝不足や疲労感などが出るというのは有名な話ですが、そのような事ではなく特に多い悩みといえば「太る」ということですね。最近は女性も男性も深夜バイトをする人が増えてきました。

特に深夜バイトを始めてから太ったという人は多く、皆さん気にされている方は多いです。普段は60キロだったがいつの間にか70キロに…ということも良くある話です。しかしいつもとおなじ食事量なのに、なぜ太ってしまうのか？と気になりませんか？

深夜だから太るのか？と疑問に思う方も多いでしょう。実は、深夜の時間帯は太る理由となるものがたくさんあるので、その理由について今回はお話していきます。

深夜バイトで太る理由とは？

いきなり結論ですが、深夜バイトを続けているとやはり太ることもあり得るようです。もちろん絶対に太るとは言えませんが、太りやすい原因が深夜バイトにはいろいろあると言えます。では、深夜バイトで太る理由をいくつかあげてみましょう。

睡眠不足による食欲増進

体の中にあるホルモンで「グレリン」というホルモンがあるのですが、このグレリンは睡眠不足によって増えることがデータより判明しています。深夜バイトは睡眠不足の状態となっている人が多く、このホルモンが敵となる訳です。

グレリンの分泌が増えれば増えるほど食欲が増すという図式となり、逆に普段から食欲を抑えてくれるホルモンの「レプチン」が減る形となり、結果夜中に食欲が出てくるようになりたくさん食べて太ってしまうのです。

このホルモンを減らす方法としては睡眠不足を解消するしか方法はありませんので、なかなか難しい問題でもありますが生活のリズムが良くなれば解消されるでしょう。

ストレスによる影響

深夜に起きていると、ストレスが溜まりやすいと言われています。ストレスも実は太る理由となっており、誰でも一度は経験があるかもしれませんが「ストレスでやけ食いした！」という経験がある方もいるでしょう。巷でも良く聞く話ですね。

ちなみにストレスが溜まるということは、こちらもホルモンの影響が考えられます。コルチゾールというホルモンが影響しており、ストレスが長く続けば続くほどコルチゾールの分泌量が常に増えたままとなってしまい、これが原因でやけ食いをしてしまうことになります。

疲労感が続く、寝不足になる、空腹になるなど、人が寝る時間に働くので、ストレスの要因になるのも増えがちです。ストレスが溜まると、ついつい過食気味になってしまう人も多いかと思います。たまにならばよいかもしれませんが、毎日ストレスが溜まってしまうと、食べ過ぎる日々も多くなって、結果的に太ってしまうというわけです。

太りやすい時間に食べている

夜に食べると太りやすいと言われていますね。その理由として「夜は動かないから」「寝るだけだから」などの理由があります。確かにその通りかもしれませんが、実はBMAL1（ビーマルワン）という体内時計遺伝子のタンパク質が関係している場合もあります。

BMAL1とは1日24時間の中で増えている時間帯と減っている時間帯に分かれており、夜の22時から深夜4時ぐらいまでは増えている時間帯となっています。ではこのBMAL1が増えていると何が起きるのか？と思うでしょう。実はこの増えている時間帯は厄介なことに脂肪をつきやすくする時間帯になってしまうのです。

ということは、深夜バイトで夜食を食べる時間が夜中の2時などの場合、他の時間帯に比べても脂肪が付きやすくなるため太りやすくなるのです。ちなみに、一番低い時間帯は昼の2時ということで、この時間帯に食事をするのが一番いいのですが、深夜バイトをしていると難しい時間帯になりそうです。

自律神経の乱れ

夜勤をしていると夜型生活になってしまうので、自律神経が乱れてしまうと言われています。自律神経は交感神経と副交感神経の2つがあり、日中に活発なのは交感神経の方ですが、夜勤をしていると深夜にこの交感神経が活発になってしまいます。

そうなると、自律神経の乱れにより、健康に生きるために不可欠な新陳代謝が落ちたり、内臓のはたらきが悪化して消化不良になるなど、太る原因を作ることになってしまいます。

そもそも食べる物が原因

深夜バイトをしていると、時間も時間で面倒なので、仕事後はファーストフードなどのジャンクフードについつい頼りがちになります。コンビニや24時間営業のチェーン店も現在は多いので、そこで食事を済ませてしまうことも多いでしょう。

しかし、ジャンクフードは高カロリーかつ塩分や脂質が多いため、食べ続けると太る原因になってしまうのです。また、家で食事をとるにしても、料理する時間もないので簡単に食べられるカップ麺とおにぎりの組み合わせなどといった、栄養の偏りのある食事になることも多いと言えます。

深夜バイト明けの眠たい状態で家に帰って料理を作ろう！と思う人って少ないでしょう。深夜バイトにをしていると、簡単に食べられる物に頼ってしまうことも多いので、太る原因となるわけです。

疲れている時は甘い物が欲しくなる為

深夜のバイトを終わって家に帰ると仕事の疲れもあって、なんとかその疲れを取ろうと思って早朝のこれから寝る前であるにもかかわらず甘いものを食べてしまう人は多いです。それは脳が疲れを感じて早く栄養補給をしたいと感じるので、ある意味仕方ない面もああります。

しかし、そういう生活を繰り返しずっと続けていると普通に甘いものを食べている時よりも太りやすくなります。自宅に帰ってから食べてもその後はあまり時間を置かずに寝ることになり、体を一切動かさずに寝るようになるので太りやすくなるのは仕方ないでしょう。

なので、深夜のバイトが終わった後に甘いものを食べたいと思った時は、その後すぐに寝るかどうかも考えないといけないです。また甘い食べ物は糖質も多いので太る原因になりやすいのです。

夜勤明けにお腹がすく為

夜勤明けは夕食から時間が経っていることも多いので、どうしても空腹になりがちです。そうなると、過食気味になるのはもちろんですが、寝る時間まで時間がないので、早食いしたり食べて即寝ることも多くなるでしょう。

食べるときよく噛まないことや食べてすぐ寝ることは、血糖値が上昇しやすくなったり、消化が悪くなり、脂肪を溜め込む原因になります。また食べる量も関係してきます。ついついいつもとおなじ量を摂取している人は多いと思います。

夜勤時の食事後、2～3時間しか経っていないのにいつも通りの食事量では1日の摂取カロリーをオーバーしてしまうこともあります。よって、出来るだけカロリーの低い食事を心がけるようにするといいでしょう。

深夜バイトをしつつ太らない為の対策・対処法

深夜バイトで太らないように自分なりに対策することにより、太るリスクは抑えることはできるでしょう。また太ってからでも遅くはありません。いろいろな対処をすると深夜バイトをしていても痩せていくと思いますので、いくつか見てみましょう。

食べるものに気をつける

やはり一番はコレです。基本ですが、食べるものには気をつけたいですね。夜勤明けなどは栄養に偏りがある食事に頼りがちになりますが、できるだけ野菜の摂取などバランスのよい食事を心掛けたいところではあります。

夜勤前の夕食に高カロリーなものを食べておき、夜勤後は軽い食事で済ませるなど、時間帯で食べるものを変えるのも有効でしょう。最近は0カロリーの食べ物が増えてきており、ダイエットに向いている食品がたくさんあるのでこのような食品を活用するのもおすすめです。

低糖質、低脂質、高たんぱくの食事などを積極的にとるようにすると自然と痩せていくはずです。おなかがすいた時の間食も低カロリーのおやつにするなど、意識して摂取するようにしたいですね。

体調を整えておく

基本ですが、夜勤前に体調は常に整えておきたいものです。寝不足でストレスが溜まって過食の日々、体調不良で消化不良という最悪な事態は避けたいところでしょう。体調を整えるためには、十分な睡眠は欠かせません。

そのために、自分の夜勤時間と相談して睡眠をよくとれるタイムスケジュールを作成する、夜勤と日勤をバランスよくシフトに組み込むなど自分なりの工夫をしたいですね。また深夜バイトをすれば眠れない、不眠症の症状が出てくる人もいます。

辛い場合は深夜バイトを辞める、もしくはまだ耐えれるのなら一度病院へ行ってお医者さんに相談をするなどの対処をするといいでしょう。

最悪深夜バイトを辞める

最終手段ですが、どうしても太りたくない人は、深夜バイトを辞めてしまうことを考えておくのも手です。確かに深夜バイトの時給の高さは魅力ですが、それは普段寝る時間にがんばって働くからという理由もあるでしょう。

もちろん人によっては、体質的に合わない人もいるはずです。そのため、深夜勤務が続いて、どうしても健康な生活が送れないのならば、無理せず深夜バイトは辞めるのがよいかもしれませんね。

深夜バイトをすると太る人続出のまとめ

深夜バイトをしていると、太りやすい環境になりやすいのは本当のようです。夜型生活になると、食べる物や体内の環境がおかしくなりがちと言えるでしょう。また、太るだけではなく、深夜バイトをすることは寝不足など他にも不健康の原因になり得ます。

ただ、若さや生活環境の工夫などにより、深夜バイトをしてもある程度は乗り切れることも多いので、健康に自信のある人は恐れずに深夜バイトをがんばってみては？