授業に出なくても良い夏休みは高校生にとって短期間で一気にお小遣いを稼ぎやすい時期で、夏休みはバイト三昧でお金を稼ぎたいと考えている高校生はとても多いです。また部活動をしている人もバイトが出来るチャンスの時期でもあります。
授業がないことで授業の時間をバイトに充てることが出来るので、夏休みは短期バイトがおすすめなのですが、高校生にどんな短期バイトが人気があるのかご存じでしょうか?
ここでは高校生が夏休みに挑戦できるおすすめ短期バイトや、夏の短期バイトの時期、特徴、メリットをご紹介します。
Contents
夏休み期間の短期バイト募集が始まる時期は?
まず本題の前に夏休みに入ってから短期バイトに応募するのは少し遅い場合があります。単発バイトなどでしたら問題ないケースが多いですが、高校生向けの夏の短期バイトは早ければ7月の頭には募集されています。
これは、高校生が夏休みに入る前に求人を出したい(夏の予定が決まる前に雇いたい)という意向によるものです。よって、出来れば7月の始め頃に求人サイトなどで夏の短期バイトを調べておくのがおすすめです。
とはいえ、8月に入ってしまっても遅いわけではありません。8月末までの短期バイト募集のような求人もあり、夏休みが終わるまでの間は十分に挑戦できますが、人気の短期バイトは既に埋まっている場合もあるので、やはり事前に応募しておくのがいいでしょう。
夏休みにおすすめ!高校生に人気の短期バイト
それでは、高校生でも挑戦できるおすすめの夏の短期バイトを見ていきましょう。夏ならではのバイトが多くなっており、もちろん以下で紹介した以外のバイトもたくさんありますので、ココでは人気の短期バイトを一部紹介します。
お中元のバイト
7月の頭から8月の15日ごろまでにやり取りする、夏のご挨拶といえばお中元です。もちろん今でも恒例の行事となっておりその商品の梱包、レジの受け付けがメインとなっています。配送伝票などを扱うので難しいようなイメージもありますが、全く難しいことはありません。
仕事は単純なので覚えることも少ないのですが、商品の梱包などは難しく感じる場合もあります。お中元のバイトは完全に時期が限定されていることから給料が高く、時給1300円~1500円といった高収入が期待できる求人も見つけやすいのが特徴です。
プールや海の監視員
夏ならではの珍しい短期バイトであるのが、プールや海の監視員です。困っているお客さまがいないか巡回・監視したり、水質や安全装置の点検をしたり(プールの場合)といった作業を担います。「8月末までOK」のような夏休み全体で働ける求人も多く、まとまったお金を稼ぎやすいのも魅力です。
仕事としてはお客さんの命を守る仕事になりますので、責任感が強い方ではないと務まらないでしょう。常に緊張感をもって監視してないといけませんし、場合によっては人命救助をすることもあり、大変なお仕事ですが人気の仕事である為か、最低賃金に近い時給の求人も散見されますので、高時給な求人を見極めて応募しましょう。
ピッキングなどの軽作業
商品を決められた個数だけ箱やカゴに詰めていくピッキングや仕分けの仕事も、夏休みだけの短期バイトとしてよく募集されます。通常、ピッキング作業は端末の指示に従って商品を取り出していくのみで良く、複雑な業務はありません。
間違えることもほとんどなく、業務をこなすために特別な知識やスキルが必要ないため、初バイトを探している方にもおすすめで、やる気があり黙々と作業ができる方であれば、高校生でも歓迎してもらえます。
また、時給が1000円以上に設定されている求人も多く、効率良くお小遣いを稼げるのもポイントです。
コンビニバイト
高校生向けの意外な穴場の短期バイトとして「夏休みのみも歓迎!」として募集されているコンビニバイトに挑戦する手もあります。コンビニバイトはマニュアルがしっかりとしており、バイトデビューの方でも活躍しやすいのが魅力です。
また、夏以外にも仕事があるため、気に入った場合は夏休みが終わった後も継続して働けます。しかもコンビニは結構融通が利く職場が多いので、週に1日だけなど都合よくバイトをすることが出来るのも大きなメリットでしょう。
但し、コンビニバイトはほかの短期バイトと異なり、基本的に時給は最低賃金近くに設定されています。なので夏休みの短期バイトで一気にお金を稼ぎたいと考えている方は不向きのバイトでしょう。無理なく長期的にお小遣いを稼いでいきたい方に向いています。
夏休みに募集している短期バイトの特徴
通常のバイトとは異なり、夏休みを利用して出来る短期バイトは特徴というものがあります。なお、具体的な条件は個別の求人によって異なるため、応募前には募集要項を念入りに確認してみてください。
勤務日数
夏の短期バイトの勤務日数は、最短数日~最大1ヶ月ほどと幅があります。仕事の種類にもよりますが、約2週間ほど短期的に集中して働く求人が主流です。なお、1日限りのバイトは「単発バイト」と呼ばれ、短期バイトとは区別されますので注意しましょう。
休日
夏の短期バイトの休日は、総勤務日数によって変わります。1ヶ月のような長めの短期バイトであれば、週に最低2日など、普通のバイトのように休日が用意されている形が基本です。一方で、数日限りや1週間だけのようなバイトでは、休日なしの連勤が設定されているケースもあります。
勤務時間帯
勤務時間帯も求人により様々ですが、高校生の場合は深夜(22時~翌朝5時)以外の時間に働く形となります。一部の例外を除いて、高校生が深夜に働くことは法律で禁止されているためです。
夏の短期バイトの中には、1日4時間程度でサクッと働ける求人もあれば、フルタイムでガッツリ稼げる仕事もあります。自分の稼ぎたいお小遣いやイメージにあわせて好きな求人を選びやすいのが、夏の短期バイトの特権です。
時給
夏の短期バイトは、通常のバイトよりも高時給に設定される傾向にあります。これは夏ならではの事情で「臨時でたくさんの人手が必要な仕事」が多いためです。急いで人手を集めるために魅力的な条件が用意されており、時給1000円~1500円のような募集も見つかります。
普段は最低賃金ギリギリで働くことが多い高校生にとって、逃したくない稼ぎ時です。
高校生が夏休みに短期バイトをするメリット
学業に影響の出にくい形でバイトが出来る
もっとも嬉しいのは、やはり学校の授業のことを気にせずバイトに集中できることでしょう。高校生の場合、普段はどうしても学校のスケジュールにバイトのシフトも左右されます。平日は2~3時間しか出勤しにくく、テスト期間前には休む必要もあり、なかなか長い時間バイトが出来ません。
しかし、夏休み中の短期バイトであれば学校のことを気にする必要がなく、特に学業のことをそこまで気にしなくても良いので「次の長期休暇までの軍資金をまとめて稼ぐ」なんてことも可能です。
もちろん進学などで勉強に忙しい場合は短期バイトをすることはおすすめしません。
学校の外で新たな出会いを得られる
仕事を通じて学校の仲間以外との出会いを得られるのも夏の短期バイトのメリットです。短期バイト中には同年代はもちろん大学生や主婦など、普段は接することのない年代の相手と交流できます。
会話を通じて新たな趣味を見つけられたり、進路に関する悩みを相談できたりと、数え切れないほどの恩恵を受けることが可能です。ときには憧れの年上の恋人を見つけることもできるでしょう。
またデメリットとしては短期間だけのバイトとなるので、継続してバイトが出来ない点が挙げられます。しかし、もし継続してバイトをしたい場合は現在短期バイトで働いている責任者の方に「続けてバイトをしたい」と申し出るのもおすすめです。
もしくは短期バイトの期間が終了すると、再度違う短期バイトを探すか普通のバイトを探すだけでいいので、そこまで深刻な問題ではありません。
夏休みに短期バイトのまとめ
この記事では高校生の夏の短期バイトについて、特徴やメリット、おすすめの仕事をご紹介しました。夏休みならではの短期バイトは高校生に人気が高く、すぐに募集が終了となってしまう場合があるので、なるべく早めに応募しておくことが大切です。
また夏の短期バイトは時給が高いバイトも多く、かつ出会いがあったりたくさんのメリットがあり高校生にとって、学校が邪魔にならない夏休みの短期バイトはバイトをする絶好のタイミングでしょう。