空調がきいた快適な空間、映画好きが集まる空間で働けることからも、人気バイトとして何かと話題になる映画館バイト。しかし、そんな人気バイトの映画館で働くには、まず突破しなければならない壁が面接ですよね。
面接は苦手な方も多いのではないでしょうか。張り詰めた空気の中、緊張しすぎて本来の姿をお見せできなくなってしまう…そんな人も多いです。そして面接の前に難しいと思うところがあります。それは履歴書に記入する志望動機。
いくらバイトしたい理由が「楽そうだったから」「夏は涼しくて冬は暖かいから」というような理由だとしても、単刀直入に履歴書の志望動機の欄に書けませんよね。そこで今回は、映画館バイトの際の志望動機を紹介していきます。
いくつか例文も紹介していくので、アレンジして自分らしい志望動機を作るサポートになれば幸いです。履歴書の書き方や志望動機で悩んでいる方はもちろん、映画館でのバイトを検討している方の手助けになると思うので是非このまま読み進めてみてください。
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バイトの基本!志望動機は何を書けばいいのか?
バイトに採用されるためにはまず履歴書に志望動機を書く必要があります。しかしココで大半の人は詰まります。もちろん理由は「どのような内容を書けば良いか悩む」ということが多いです。魅力的な志望動機にするにはどうしたらいいのか?など悩むと思います。
しかし志望動機はそこまで考えなくても大丈夫です。まずアルバイトということで正社員ほどの志望動機は求められません。では適当に書いても大丈夫?となりますがやはり適当はダメです。適当と思われるような志望動機はやめて、ベタな感じにすればいいでしょう。
もし志望動機で悩む場合は「やる気を示す」ような文章にすればいいです。そしてバイト先のいい所を見つけてそこを書く、という風にすれば無難な志望動機が出来上がります。例えば映画館だと接客もありますので「貴店の接客が他の映画館よりも素晴らしく、是非接客を学びたいと思い応募しました」という感じでもいいでしょう。
このように「やる気」と「お店のいい所」を考えて書くと簡単に書けます。いくらでもアレンジできるので、そんなに難しいことではありません。もちろんある程度は嘘を書いても大丈夫でしょう。ストレートに書くよりも、ある程度嘘をついて書くというのは誰でもしています。
結局、採用する側からすると志望動機を見るのは「どれだけ自分のところで仕事をしたいと思っているか?」を見たいというのがあるからです。なので志望動機にはやる気を書くことがおすすめで、そして採用して欲しい会社に関心があるかをアピールすることです。
家から近い、など簡単な志望動機はOK?
先ほど適当な志望動機はやめておくといい、とお伝えしました。そういう意味では「家から近い」というのは適当な志望動機となると思いますが、場合によっては有効です。例えばバイト先の責任者によって考え方が変わりますが、家から近いとシフトも良く入ってくれる。
そして残業なども家から近いのでしてくれるそうだ、さらに急に欠員が出た場合も対応してくれそう、と思われたりします。これは家から近いので出来ることであって、家から遠いと頼みにくいというのがあります。自宅から10分で行けるバイト先と1時間かかるバイト先では大きく違いますね。
しかし競争率の高い映画館のバイトで簡単な志望動機を書くのはおすすめ出来ません。競争率が高いということはしっかりと細かいところまで見られている場合が多いです。「家から近い」が主な志望動機だと面接で言ってしまうと印象が悪くなる場合もあるでしょう。
その反面、普通に無難な志望動機にしておくだけで悪い印象を与えることはまずありません。なので、競争率の高いバイト、またどうしてもバイトをしたいと思っているのであれば、主な志望動機として家から近いというのは避けた方が良いです。
もし「家から近い」を志望動機として書くのなら、主な志望動機に合わせてそれに加え「家から近いというのもある」という感じで書くのが良いです。あくまで「ここで働いて社会に貢献したい」というのを主な志望動機にして、さらに家から近いのでここで働きたいと主張することで説得力が出ます。
志望動機は採用に大きく影響する?
志望動機が採用に影響するかというと志望動機がすべてではないですが、ある程度影響するのは確かです。なぜなら、志望動機を見ることでどの程度その会社に熱意があるかは分かるからです。例えば、同じ条件の人がいたとしましょう。
そして志望動機を適当にと書いている場合と真剣な感じで書いている場合だと、やはり真剣な感じで書いている志望動機の方が印象は良いでしょう。なので、熱意を伝えるには志望動機をしっかり書かないといけないです。ただ、いくら志望動機をしっかり書いても面接での受け答えがちくはぐになってしまうと意味がないです。
履歴書に書いた志望動機が採用に大きく影響するのは、面接で面接官が履歴書に書かれたことから質問をしてきた時に、それに上手く答えることができるかも重要ですので、いくらそれっぽい志望動機を書いてもその志望動機がどのくらい本物であるかを面接で示せてようやく採用に大きく影響することになります。
映画好きをアピールするのは?
映画館のバイトの面接で書くことになる志望動機なら、例えば好きな映画のタイトルを書くのもアリです。なぜなら、映画館のバイトである以上映画に興味がある人にスタッフをして欲しいと採用側は考えるからです。映画が好きなことを志望動機でアピールするような人が映画に興味がないことはほぼないでしょう。
好きな映画タイトルを志望動機で書く人なら映画館で見る映画の良さも分かっており、実際に映画館でスタッフとして働くことになった時に真面目に働いてくれるという期待が持たれるので映画作品を書くのはいいと思いますが、消極的な内容にならないようにしておくべきです。
あくまで積極的な志望動機に仕上げてアピールするといいでしょう。バイトをしたい劇場で公開された作品などを書くのもいいかもしれませんね。また、そもそも映画に興味がない方は、書かなくても大丈夫です。
無理に映画が好きと書いてしまうと、面接の時に映画作品について質問されると回答できなくなってしまう恐れがあるので、回答できないような嘘は書いてはいけません。志望動機で嘘を書くというのはちょっとした嘘であり、回答もスムーズにできる嘘しか書かないようにしましょう。
映画館バイト向け志望動機の例文を紹介
ここでは早速、映画館バイトの志望動機の例文を紹介していきます。未経験の場合から、経験者の場合まで様々なニーズに合わせて紹介していくので、自分の状況に合ったものを参考にしてみてくださいね。
また一般的なバイトの場合、志望動機は結構適当でも大丈夫なのですが、倍率が高いような映画館のバイトは志望動機もきちんとしておいた方がいい場合がありますので、適当に書くのはあまりおすすめしません。
高校生・バイト未経験のケース
チケット売り場のスタッフさんは、特に明るくて時にはオススメの映画を教えてくれた日もありました。このように訪れた人を笑顔にする接客を貴店なら学べると思っております。
家族や友人問わず、人と会話することが大好きなので、採用をいただいた際はどのような業務でも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
時には失敗してしまうこともあるかと思いますが、常に明るい対応で失敗さえもバネにして1日も早く貴店の1人前のスタッフになる努力をします。
大学生やフリーター、接客業が初めてのケース
工場の仕事は、接客業とは大きく異なりますが持ち前の明るさとコミュニケーション能力で、誠心誠意 貴店に貢献したいと思っております。
工場での仕事では、積極的に意見することで部署内のミス削減にも貢献しました。採用をいただいた際は、貴店をより良い映画館へ導くお手伝いもさせていただきたいです。
ただ勤務時間を闇雲に働くだけでなく、目的意識を持ってモチベーション高く行動していきます。
主婦・バイトにブランクがある、または隙間時間で働きたい場合
また家の近所にある貴店なら、長く仕事を続けやすいと思い志望させていただきました。
基本的には隙間時間での勤務にはなりますが、万が一の欠員などの際は可能な限り、積極的に協力させていただきます。
土日祝日も可能な限り入れるように致します。
社会人、フリーター、接客業経験があるケース
そのため、スタッフとのコミュニケーション能力はもちろん、お客様とのやりとりにも自信があります。貴店の接客は素晴らしいという噂をよく耳にします。
是非、僕も貴店のスタッフの一員として勤務させてください。キャリアパスも豊富な貴店で、正社員を目指して日々頑張りたいと思います。
接客経験こそありますが、映画館でのバイトは初めてなので、常に学ぶ姿勢を忘れずに1つずつチャレンジさせていただきます。
映画が好きな場合の志望動機
月に何度も貴店に通っており、これまでたくさんの作品を視聴しましたが、お客さんに楽しんでもらえるような貴店の従業員の方の接客や対応など素晴らしいと思い、今回バイトに応募させていただきました。
映画館でバイトをした経験はありませんが、出来るだけ早くから映画の仕事に携わりたいという気持ちが強く、誰よりも一生懸命頑張れる自信はありますので、よろしくお願いします。
忙しい土日祝日の出勤をアピール
バイトの経験は少ないですが、やる気だけは人一倍あります。出来れば忙しい土日祝日を中心にバイトに入りたいと思っています。もちろん土日祝日以外でも多くバイトに入りたいです。
まだまだ社会経験が不足しておりご迷惑をおかけするかもしれませんが、精一杯何事も頑張りたいと思います。
以上、パターン別に志望動機を紹介させていただきました。接客経験のある方は経験を前面にアピールすることで有利なケースが多いですが、過信や偉そうな言い方はNGです。あくまでも志望動機は、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。
またその他面接に関する情報は以下のページより確認できます。
<面接について>

映画館バイトでおすすめ出来ない志望動機
上記でも述べたように、経験の過信や上から目線はNGです。もちろんこれは映画館バイトに限った話ではありません。自分が採用担当者だったとしたら、上から物を言うような応募者を採用したいと思いますか?したくないでしょう。
接客経験があるからといって、映画館でのバイトも最初からそつなくこなせるわけがありません。もしかしたら年下の教育係がつく場合もありますが、学ぶ姿勢をしっかりとアピールしていきましょう。また、お金を稼ぎたいという単刀直入な理由も控えた方がいいです。
そのような理由で書きたい場合は、プラスの表現で記入するようにしましょう。お金を稼ぎたいのでたくさん出勤したい(協力しやすい)というアピールをすれば、採用に大きく近づけると思います。またネガティブ要素が含まれているような志望動機も良くないです。
映画館でバイトをしようと思っているのに、平日は人も少ないので自分でも出来そうな仕事、とある意味失礼にあたるような志望動機を書くのはおすすめ出来ません。最悪コピペでもいいので、それなりの志望動機を履歴書に書いておくといいでしょう。
どうしても書くのが苦手な場合
何度やっても志望動機が上手く書けないという人もいると思います。何度も書き直して考えて書いて…と繰り返ししていると何時間も経過した、という人もいます。志望動機を書くだけで数時間使ってしまっては、疲れますよね。
こんな時は友達にアドバイスを求めたりするのもいいですが、ネット上にある志望動機の例文をそのまま流用してもいいと思います。面接官はこの志望動機はこのサイトから引用した、など分かるはずはありませんので、例文をそのまま使うというのはおすすめです。
但し面接で聞かれた時に回答できるように準備が必要となります。ちなみに、語彙力がなくても自分自身をアピールできればそれで構いません。志望動機を書く時のポイントは、謙虚な姿勢でありながら意欲(熱意)はしっかりと強気に伝えるという絶妙なバランスです。
何を言っているんだ?と思われた方は上記の志望動機の例文を再度読んでいただければ幸いです。最初の段落で志望した理由→続いて自分の強み→謙虚な姿勢(締めの言葉)というような構成になっていると思います。
未経験だとしても日常生活や学校生活での得意なことや、長所を書くことで十分なアピールになります。映画館バイトは未経験でも採用のチャンスはあるので、是非ともチャレンジしてみてくださいね。
映画館バイトの志望動機は何を書く?のまとめ
今回は映画館バイトの志望動機についてまとめてみました。志望動機って何から書き出したらいいのだろう?など、何かと頭を悩ませるポイントですよね。しかし気楽な気持ちで堅くならずに志望動機は作ると上手くできると思います。
志望動機を書く場合のポイントとしてやる気を見せることもそうですが、お店の長所なども含めるといいですし、さらに良くしたいのであれば「どうしてもここで働きたい理由」を書くというのがいいでしょう。
バイトがしたい映画館に関心があるなら真剣な理由で応募しているはずなので、どのくらい関心があってここでどうしてもバイトしたい、ということを書くようにしましょう。今回の例文は、映画館に限らず他の接客業でも使えるポイントもあると思います。
良かったら参考にして、素敵で自分らしい魅力たっぷりの志望動機を作成してみてくださいね。